マキャベリの名言(3)
人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を容赦なく傷付けるものである。
運命は材料を与えてくれるだけで、それをどう料理するかは自分しだいである。
祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される。
決断力に欠ける人々がいかにまじめに協議しようとも、そこから出てくる結論は常に曖昧で、それ故、常に役立たないものである。
また、優柔不断さに劣らず、長時間の討議の末の遅すぎる結論も同じく有害であることに変わりない。
敵と見られていた人々は、その評判を消したいという思いから、なお一層君主のために精を出すようになる。
愚者が最後にすることを、賢者は瞬時に行う。
中立の立場をとった場合、勝者にとっての敵となるばかりでなく、敗者からも助けてくれなかったという敵視を受けることとなる。
君主たる者、けちだという評判を恐れてはならない。
高慢な相手には、服従すれば勝てると考えるのは誤りである。
およそ人の頭脳には三通りある。
第一は自分で判断をつけるもの、第二は他人の考えがわかるもの。
第三は自分でも判らず、他人の考えも判らぬもの。
第一はもっとも優れ、第二も善く、第三は無能である。
どれほど困難が控えていようとも、表面的に得になりそうなら民衆を説得するのは難しくない。
反対に有益な政策でも、表面的に損になりそうな場合は民衆の賛同を得るのは大変困難である。
困難な時代には、真の力量を備えた人物が活躍するが、太平の世の中では、財の豊かな者や門閥に支えられた者が、わが世の春を謳歌することになる。
人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、あきれ返るほどである。
戦いは、大軍を投入して短期間に勝を決せよ。
危険を伴わずに、偉大なことは何も成し遂げられなかった。
運命の女神は、積極果敢な行動をとる人間に味方する。
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