ダンテの名言には、次のような言葉があります。
- 自負、嫉妬、貧欲。これらは人の心に火を放つ火花である
- 天国への道は地獄からはじまる
代表作は『神曲』『新生』など。イタリア文学最大の詩人でルネサンス文化の先駆者とされるダンテ・アリギエーリ(1265~1321)の名言をご紹介します。
ダンテの生涯
| 氏名 | ダンテ・アリギエーリ |
|---|---|
| 英語名 | Dante Alighieri |
| 生年月日 | 1265年 |
| 没年月日 | 1321年9月14日 |
| 享年 | 56(歳) |
| 国籍 | イタリア |
| 出生地 | フィレンツェ |
| 職業 | 詩人、哲学者、政治家 |
| 名言 | 自負、嫉妬、貧欲。これらは人の心に火を放つ火花である |
1265年、イタリアのフィレンツェに生まれる。父は金融業を営む教皇派の小貴族であった。
少年時代のダンテについての記録は乏しいが、成長の過程でラテン語の古典文法や修辞学、哲学などを学んだと考えられる。
18歳のころに哲学者・政治家のブルネット・ラティーニから修辞学や論理学などを学ぶ。
その後、ダンテはボローニャ大学に入学し、哲学や法律学、修辞学、天文学などを研究する。
13世紀当時の北部イタリアでは、ローマ教皇庁の勢力(教皇派)と神聖ローマ帝国の勢力(皇帝派)が対立。フィレンツェは教皇派に属しており、ダンテも教皇派として市政に参画。
1289年、ダンテが24歳のときにカンパルディーノの合戦にて両派の軍勢が衝突。ダンテも教皇派の一員として参加。
教皇派が勝利をおさめるも、教皇派内部においてフィレンツェの自立政策を掲げる富裕市民層から成る「白党」と、教皇に強く結びつこうとする封建貴族支持の「黒党」に分裂。
小貴族出身のダンテは白党に所属し、要職に就くようになる。
当初市政の政権を握ったのは白党であったが、1301年に黒党が政変を起こして実権を握る。
白党勢力への弾圧が始まり、ダンテも教皇への反逆や公金横領の罪に問われ、市外追放を宣告される。
こうしてダンテの流浪の生活が始まり、二度と故郷フィレンツェに足を踏み入れることはなかった。
ダンテの執筆活動はこの時から本格的に始まった。『神曲』三篇の執筆を始めたのは1307年、ダンテが42歳のころである。
ダンテは1318年頃からラヴェンナの領主のもとに身を寄せ、ようやく安住の地を得る。
1321年、ダンテは56歳のときに『神曲』の全篇を完成させる。
しかしその直後、ヴェネツィアへの長旅の途上で罹患したマラリアによりダンテ・アリギエーリは1321年9月14日に死去。56年の生涯を閉じる。
Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)
ダンテの名言・格言集
【関連ページ】
・英語の名言・格言【ダンテ】
ダンテの名言(1)
物事を成し遂げる秘訣は、行動することだ!
お前の道を進め、人には勝手なことを言わせておけ。
天国への道は地獄からはじまる。
地獄の最も暗い場所は、道徳的危機に臨んで中立を保っていた人のために用意されている。
光を与えれば、人は自ずと道を見つける。
わたしの針路は未知の海へ向けられている。
女の愛というものは、見たり、触ったりすることによって燃やし続けていなければ、どれほども続かないのである。
悪魔は絵に描かれているほど黒くない。
賢い人間は時間を無駄にすることに最も腹が立つ。
自分の星に従え!
天は永遠なる栄光を示しながらあなたの頭上を回っている。
それでもあなたは下を向いているのだ。
意志は意に反して消えることはない。
この門をくぐる者は、一切の希望を捨てよ。
美は魂を覚醒させ行動を起こさせる。
他人のパンの味がいかに塩辛く、他人の家の階段の上がり下がりがいかにつらいことか、あなたにも分かるであろう。
次ページへ続きます。
|
|
|
ダンテの本・関連書籍
1300年春、人生の道の半ば、35歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、生き身のまま地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る。地獄の門をくぐり、永劫の呵責をうける亡者たちと出会いながら二人は地獄の谷を降りて行く。最高の名訳で贈る、世界文学の最高傑作。第一部地獄篇。
二人の詩人、ダンテとウェルギリウスは二十四時間の地獄めぐりを経て、大海の島に出た。そこにそびえる煉獄の山、天国行きを約束された亡者たちが現世の罪を浄める場である。二人は山頂の地上楽園を目指し登って行く。永遠の女性ベアトリーチェがダンテを待つ。清新な名訳で贈る『神曲』第二部煉獄篇。
三昼夜を過ごした煉獄の山をあとにして、ダンテはペアトリーチェとともに天上へと上昇をはじめる。光明を放つ魂たちに歓迎されながら至高天に向けて天国を昇りつづけ、旅の終わりにダンテはついに神を見る。「神聖喜劇」の名を冠された、世界文学史に屹立する壮大な物語の完結篇、第三部天国篇。巻末に「詩篇」を収録。
ダンテの名言・言葉の一覧
| No. | ダンテの名言一覧 |
|---|---|
| 1 | 物事を成し遂げる秘訣は、行動することだ! |
| 2 | お前の道を進め、人には勝手なことを言わせておけ。 |
| 3 | 天国への道は地獄からはじまる。 |
| 4 | 地獄の最も暗い場所は、道徳的危機に臨んで中立を保っていた人のために用意されている。 |
| 5 | 光を与えれば、人は自ずと道を見つける。 |
| 6 | わたしの針路は未知の海へ向けられている。 |
| 7 | 女の愛というものは、見たり、触ったりすることによって燃やし続けていなければ、どれほども続かないのである。 |
| 8 | 悪魔は絵に描かれているほど黒くない。 |
| 9 | 賢い人間は時間を無駄にすることに最も腹が立つ。 |
| 10 | 自分の星に従え! |
| 11 | 天は永遠なる栄光を示しながらあなたの頭上を回っている。それでもあなたは下を向いているのだ。 |
| 12 | 意志は意に反して消えることはない。 |
| 13 | この門をくぐる者は、一切の希望を捨てよ。 |
| 14 | 美は魂を覚醒させ行動を起こさせる。 |
| 15 | 他人のパンの味がいかに塩辛く、他人の家の階段の上がり下がりがいかにつらいことか、あなたにも分かるであろう。 |
| 16 | 自負、嫉妬、貧欲。これらは人の心に火を放つ火花である。 |
| 17 | 現代世界が方向を見失っているならば、その原因はあなたの中にある。あなたの中にこそ、その原因は求められるのだ。 |
| 18 | 恐れることはない。宿命は取り上げられることはない。それは贈り物なのだ。 |
| 19 | 自分の起源をよく考えるのだ。あなたはけだもののように生きるために創られたのではない。美徳と知識に従うためだ。 |
| 20 | 不幸な時に幸福だった日々を思い出すことほど悲しいものはない。 |
| 21 | 非難も賞賛もない生活を送った人々の悲しげな魂。 |
| 22 | わたしは知ることはもちろん、疑うことも愛する。 |
| 23 | 弟子が師を手本とするように、芸術は可能な限り自然にならう。 |
| 24 | 自然は神の芸術だ。 |
| 25 | わずかな火花から炎が上がることもある。 |
| 26 | 小さなプロジェクトは、大規模なプロジェクトよりもさらに多くの助けが必要である。 |
| 27 | 困っていると知りながら助けを求められるのを待っている人間は、助けを断るのと同じくらい冷酷である。 |
| 28 | この山を登らんとする者、麓にては大いなる苦しみにあわん。されど登るにつれそは減ずべし。そのゆえに、辛苦も愉しみになりつるとき、登ることいとやさしくみえて、速き流れを小舟にて下るがごとし。 |
| 29 | 熱さと火は切り離すことができない。美しさと神も。 |