バルザックの名言には、次のような言葉があります。
- 恋愛は、必ずどちらか一方がズルをするゲームだ
- 法律は蜘蛛の巣である。大きな虫は突き抜け、小さな虫だけが引っかかる
代表作は『ゴリオ爺さん』『谷間の百合』『従妹ベット』など。フランスの小説家オノレ・ド・バルザック(1799~1850)の名言をご紹介します。
バルザックの生涯
| 氏名 | オノレ・ド・バルザック |
|---|---|
| 英語名 | Honoré de Balzac |
| 生年月日 | 1799年5月20日 |
| 没年月日 | 1850年8月18日 |
| 享年 | 51(歳) |
| 国籍 | フランス |
| 出生地 | フランス共和国のトゥール |
| 職業 | 小説家 |
| 名言 | われわれは幸福も不幸も大げさに考えすぎている。自分で考えているほど幸福でもないし、かといって決して不幸でもない |
1799年5月20日、オノレ・ド・バルザックはフランス共和国のトゥールに生まれる。父はトゥールの要職にある実務家であり、母は父より30歳あまり年下であった。
幼少時代、オノレ・ド・バルザックは母にあまり愛されず、生後すぐにトゥール近郊に住む乳母に預けられた。
その後、8歳のときに寄宿学校に入れられて14歳まで孤独な少年時代を送る。バルザックは読書に没頭した。その期間、母が面会に訪れたのは2度だけだったという。母からの愛の欠乏と、その後のバルザックの人生における女性遍歴の多さは関連づけられることが多い。
1814年、バルザックが15歳のときに父の仕事の関係で一家はパリへ引っ越す。翌年、バルザックはパリ大学法学部に入学。同時に見習書記として法律事務所に勤務。
バルザックが20歳のときに父が退官。一家はパリ郊外へ引っ越すも、バルザックは文学を志し、パリに残り創作活動を始める。
1825年からバルザックは出版業や印刷業などを起こすも失敗、膨大な借金を背負う。バルザックは負債を返済するために創作へ戻る。
1829年以降、バルザックは『ふくろう党』、『結婚の生理学』などを発表し、1831年の『あら皮』で成功する。1835年には代表作となる長編小説『ゴリオ爺さん』、翌年には『谷間の百合』を発表している。
1850年3月、バルザックは18年来の恋人であったポーランド貴族の未亡人ハンスカ伯爵夫人と結婚。しかし、その5か月後の1850年8月18日、オノレ・ド・バルザックはパリで病死、51年の生涯を閉じた。
イギリスの作家サマセット・モーム(1874~1965)は『世界の十大小説』のなかで、バルザックを「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と述べている。小説家のヴィクトル・ユーゴー(1802~1885)やアレクサンドル・デュマ(1802~1870)もバルザックの親友であった。
Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)
バルザックの名言・格言集
・バルザックの名言(1)
・バルザックの名言(2)
・バルザックの名言(3)
・バルザックの名言(4)
【関連ページ】
・英語の名言・格言【バルザック】
バルザックの名言(1)
法律は蜘蛛の巣である。
大きな虫は突き抜け、小さな虫だけが引っかかる。
不幸は我々に真の友人を教えうるという長所がある。
恋愛は、必ずどちらか一方がズルをするゲームだ。
真の情熱というものは美しい花のようなもので、咲き出た土地が痩せ地であればあるほど、ひときわ見る目にも快いものである。
男は年をとると与えるものがなくなり、ただ受け取るばかりだ。
恋人を愛するにも、恋人のうちにある自分を愛する。
若い頃には自分のうちにある恋人を愛する。
熱狂できないということは凡庸のしるしだ。
「孤独は良いものだ」ということを我々は認めざるを得ない。
しかし、「孤独は良いものだ」と話し合うことのできる相手を持つこともまた、一つの喜びである。
結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。
たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだ。
あまりうちとけ過ぎる人間は尊敬を失います。
気やすい人間は馬鹿にされます。
むやみに熱意を見せる人間はいい食いものにされます。
忍耐は仕事を支える資本の一つである。
女はよき夫を作る天才でなければならない。
すべての幸せは、勇気と仕事に左右される。
次ページへ続きます。
|
|
|
バルザックの本・関連書籍
奢侈と虚栄、情欲とエゴイズムが錯綜するパリ社交界に暮す愛娘二人に全財産を注ぎ込んで、貧乏下宿の屋根裏部屋で窮死するゴリオ爺さん。その孤独な死を看取ったラスティニャックは、出世欲に駆られて、社交界に足を踏み入れたばかりの青年だった。破滅に向う激情を克明に追った本書は、作家の野心とエネルギーが頂点に達した時期に成り、小説群“人間喜劇”の要となる作品である。
充たされない結婚生活を送るモルソフ伯爵夫人の心に忍びこむ純真な青年フェリックスの存在。彼女は凄じい内心の葛藤に悩むが……
傑作ぞろいの「人間喜劇」からセレクトする3冊のコレクション、第3回。ナポレオンが戦争を拡大してゆく19世紀初頭のフランスを舞台に、貴族の名家を突如襲った陰謀の闇が描かれる。バルザック最高のヒロイン、サン=シーニュ嬢を軸に、英雄的な従僕ミシュ、冷酷無残な密偵コランタン、若き弁護士グランヴィル、さらにナポレオンやフーシェも登場する歴史小説の白眉。
バルザックの名言・言葉の一覧
| No. | バルザックの名言一覧 |
|---|---|
| 1 | 法律は蜘蛛の巣である。大きな虫は突き抜け、小さな虫だけが引っかかる。 |
| 2 | 不幸は我々に真の友人を教えうるという長所がある。 |
| 3 | 恋愛は、必ずどちらか一方がズルをするゲームだ。 |
| 4 | 真の情熱というものは美しい花のようなもので、咲き出た土地が痩せ地であればあるほど、ひときわ見る目にも快いものである。 |
| 5 | 男は年をとると与えるものがなくなり、ただ受け取るばかりだ。恋人を愛するにも、恋人のうちにある自分を愛する。若い頃には自分のうちにある恋人を愛する。 |
| 6 | 熱狂できないということは凡庸のしるしだ。 |
| 7 | 「孤独は良いものだ」ということを我々は認めざるを得ない。しかし、「孤独は良いものだ」と話し合うことのできる相手を持つこともまた、一つの喜びである。 |
| 8 | 結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだ。 |
| 9 | あまりうちとけ過ぎる人間は尊敬を失います。気やすい人間は馬鹿にされます。むやみに熱意を見せる人間はいい食いものにされます。 |
| 10 | 忍耐は仕事を支える資本の一つである。 |
| 11 | 女はよき夫を作る天才でなければならない。 |
| 12 | すべての幸せは、勇気と仕事に左右される。 |
| 13 | 偉大な意志の力なしに、偉大な才能などというものはない。 |
| 14 | 生活習慣は精神を形成し、精神は顔つきを変える。 |
| 15 | 良し悪しの判断が増えるほど、愛することが減る。 |
| 16 | 慎み深さは肉体の良心である。 |
| 17 | 読書はまだ見ぬ友に出会わせてくれる。 |
| 18 | 上司の権威をつけるための最良の方法は、部下が困っている仕事を解決してやることである。 |
| 19 | 本当に愛している者には、何もかもすべてが愛となる。 |
| 20 | 嫉妬とは妻が疑わしくなることではなく、自分自身が疑わしくなることである。 |
| 21 | もし夫が、愛されることに幸福を見出そうとするならば、本気で愛さないといけない。本当の情熱なら、向かうところ敵なしだと知るがいい。 |
| 22 | 芸術の使命は、自然を模倣することではなくて、自然を表現することである。 |
| 23 | あらゆる大きな幸運の陰には、犯罪が潜んでいる。 |
| 24 | 過剰な喜びは、どんな悲しみよりも耐えるのが困難である。 |
| 25 | 情熱の持続時間は、その女性が最初に示した抵抗の大きさに比例する。 |
| 26 | 多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない。 |
| 27 | 恋は官能の詩である。 |
| 28 | 愛について語ることは、愛することである。 |
| 29 | あらゆる知恵の中で、結婚についての知識が一番遅れている。 |
| 30 | 諦めは日常的な自殺である。 |
| 31 | 指導者は世論の誤りを是正できなくてはならない。たんに世論を代表するだけでは、その責務を果たすことはできない。 |
| 32 | 男は女の恋人であるとき、その女の友人であることはあり得ない。 |
| 33 | 愛することから始めて反感にいたるときには、愛に戻ることはけっしてない。 |
| 34 | わたしに深さはないが、幅はある。 |
| 35 | われわれは幸福も不幸も大げさに考えすぎている。自分で考えているほど幸福でもないし、かといって決して不幸でもない。 |
| 36 | 愛とは一種の花です。種子が風に吹かれ、落ちたところで開花するのです。 |
| 37 | 俺の青春は雲一つない空のように、まだ青く晴れわたっている。偉くなりたい、また金持ちになりたいと願うことは、嘘をつき、頭を下げ、へつらい、偽ることを自ら決心したことではないか。 |
| 38 | 女が愛するとき、女はすべてを許す。それが道徳に背くことでも。女が愛さないとき、女は何も許すことができない。それが正しい行いであっても。 |
| 39 | 女はその手袋を変えるように、容易に心を変える可愛らしい動物である。 |
| 40 | 天才とは、やろうと思ったことは断じて実行に移す人間のことである。 |
| 41 | 女は、男と天使との中間の動物である。 |
| 42 | 結婚は一切のものを呑み込む魔物といつも闘わなければならない。その魔物とは、つまり習慣のことだ。 |
| 43 | 男の初恋を満足させられるのは、女の最後の恋だけである。 |
| 44 | 金持ちに成っても、金持ちに生まれついても、それで優雅な生活が送れるわけではない。そのセンスが必要なのだ。 |
| 45 | もしジャーナリズムが存在しないなら、間違ってもこれを発明してはならない。 |