ユリウス・カエサルの名言には、次のような言葉があります。
- 人は喜んで自己の望むものを信じるものだ
- ブルータス、お前もか
共和政ローマ期に終身独裁官に就任し、ブルータスらに暗殺されたガイウス・ユリウス・カエサル(紀元前100~前44)の名言をご紹介します。
ユリウス・カエサルの生涯
| 氏名 | ガイウス・ユリウス・カエサル |
|---|---|
| 英語名 | Julius Caesar |
| 生年月日 | 紀元前100年頃 |
| 没年月日 | 紀元前44年3月15日 |
| 職業 | 共和政ローマ期の政治家、軍人 |
| 名言 | ブルータス、お前もか。 |
紀元前100年頃、ローマに生まれる。
紀元前58年に始まったガリア戦争にてガリア(現在のフランス、ベルギー、スイス等)全域を征服し、共和制ローマの属州とする。
紀元前49年、ローマ内戦(政敵ポンペイウスおよび元老院派とカエサル派との戦争)の開始。ローマ世界を二分する内乱にも勝利して、独裁官に選出される。
ローマでの支配権を確固たるものとしたカエサルは、共和政の改革に着手。属州民にも議席を与え、元老院議員を増員することで元老院の機能・権威を低下させる。
紀元前44年、自らが終身独裁官に就任。権力を集中することで統治能力の強化を図った。
紀元前44年、カエサルは帝政を嫌ったブルータスらに元老院議場で暗殺される。
カエサルの築いた権力集中システムは、元首政として後継者のアウグストゥスに引き継がれ、帝政ローマ誕生の礎となる。
Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)
ユリウス・カエサルの名言・格言集
・ユリウス・カエサルの名言(1)
・ユリウス・カエサルの名言(2)
【関連ページ】
・英語の名言・格言【ユリウス・カエサル】
ユリウス・カエサルの名言(1)
人は喜んで自己の望むものを信じるものだ。
何かを生み出す行動でなければ、行動とは言えない。
学習より創造である。
創造こそ生の本質なのだ。
苦境は、友を敵に変える。
概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。
元老院議員諸君、諸君に限らず、すべての人間にとっても、疑わしいことに決定を迫られた際、憎悪や友情や怒りや慈悲はひとまず忘れて対するのが正当な対し方であると思う。
率先して死のうとする男を見つけ出すのは、忍耐をもって苦痛に耐えようとしている男を発見するより容易である。
ローマで二番になるより、村で一番になりたいものだ。
自分は自身の考えに忠実に生きたいと思う。
それは、他人も同様だろう。
だから、他人の生き方も認める。
そうして、敵が私に再び刃を向けることになったとしても、それは仕方ない。
そのように生きることが私の願いだから。
理性に重きを置けば、頭脳が主人になる。
だが、感情が支配するようになれば、決定を下すのは感性で、理性のたち入るすきはなくなる。
指示を与える者には責任があり、指示を受ける者には義務がある。
予測されるけれども目に見えない危険は、人の心を最もかき乱す。
始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる。
人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう。
カエサルの妻たる者は、疑われることさえもあってはならない。
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ユリウス・カエサルの本・関連書籍
前58年以降、数年にわたりカエサル率いるローマ軍が、ガリアからブリタニアにいたる広範な地域をローマの勢力下におこうとして遠征を試みた貴重な記録である。当時のガリアやゲルマニアの情勢を知る上で必読の書として知られ、また、カエサル自身の手になるラテン語で書かれた簡潔にして流暢な文体は、文学的にも高い評価を受けている。タキトゥスの『ゲルマニア』とならぶ古代研究の最重要史料。
共和制末期のローマ社会は、文明的であると同時に暴力的で危険な、政治抗争の時代だった。誰もが野心家であり、己と家族の権力のために戦っていた。名門貴族であろうと出世の保証はなく、判断を誤れば政治生命どころか命も危うかった。この混迷の時代に、なぜカエサルだけが、いくつも失策を犯しながら勝ち残れたのか。本書は、現実主義者カエサルの人生を軍事・政治両面について、成功だけでなく失敗も取り上げ、彼自身の言葉に基づいて検証している。
古来、軍人として、また文人としても高く評価されてきた古代ローマの英雄カエサル。彼は形骸化した共和政から帝政への道を拓いた大政治家でもあった。ケルト人やゲルマン人と戦ったガリア遠征の赫々たる戦果をもとに、中央政界での勢力を拡大したが、「一人支配」体制の完成直前に暗殺される。その波乱万丈の生涯は、歴史的転換期に変革を進めた人物の悲劇を物語る。ローマ史の泰斗による必読の好著。
ユリウス・カエサルの名言・言葉の一覧
| No. | ユリウス・カエサルの名言一覧 |
|---|---|
| 1 | 人は喜んで自己の望むものを信じるものだ。 |
| 2 | 何かを生み出す行動でなければ、行動とは言えない。 |
| 3 | 学習より創造である。創造こそ生の本質なのだ。 |
| 4 | 苦境は、友を敵に変える。 |
| 5 | 概して人は、見えることについて悩むよりも、見えないことについて多く悩むものだ。 |
| 6 | 元老院議員諸君、諸君に限らず、すべての人間にとっても、疑わしいことに決定を迫られた際、憎悪や友情や怒りや慈悲はひとまず忘れて対するのが正当な対し方であると思う。 |
| 7 | 率先して死のうとする男を見つけ出すのは、忍耐をもって苦痛に耐えようとしている男を発見するより容易である。 |
| 8 | ローマで二番になるより、村で一番になりたいものだ。 |
| 9 | 自分は自身の考えに忠実に生きたいと思う。それは、他人も同様だろう。だから、他人の生き方も認める。そうして、敵が私に再び刃を向けることになったとしても、それは仕方ない。そのように生きることが私の願いだから。 |
| 10 | 理性に重きを置けば、頭脳が主人になる。だが、感情が支配するようになれば、決定を下すのは感性で、理性のたち入るすきはなくなる。 |
| 11 | 指示を与える者には責任があり、指示を受ける者には義務がある。 |
| 12 | 予測されるけれども目に見えない危険は、人の心を最もかき乱す。 |
| 13 | 始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる。 |
| 14 | 人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう。 |
| 15 | カエサルの妻たる者は、疑われることさえもあってはならない。 |
| 16 | 私は助言を愛す、しかし助言者を憎む。 |
| 17 | 文章は、用いる言葉の選択で決まる。 |
| 18 | 来た、見た、勝った。 ※ ゼラの戦いの勝利をローマに知らせた言葉。カエサルの明瞭簡潔な文体の特徴をよく表す言葉 |
| 19 | 全ガリアは三つの部分に分かれる。 ※ 『ガリア戦記』第一章冒頭の言葉 |
| 20 | 分断して征服せよ。 |
| 21 | 賽(さい)は投げられた。 ※ 軍を率いてルビコン川を通過した際の言葉。軍団を率いてルビコン川を越えることはローマ法で禁止されており、ローマに対する反逆とみなされた。「もうあとへは引けない」という意味 |
| 22 | 明日読もう。 ※ 暗殺される日の朝、暗殺計画を警告する文を渡されたときの言葉 |
| 23 | ブルータス、お前もか。 ※ 暗殺された際、叫んだとされる言葉 |
| 24 | わたしは王ではない。カエサルである。 |