松下幸之助の名言(3)
名言・格言
ぼくが奉公している時分に
一人前になるためには、
小便が赤くなるくらいにならないとあかんのや
そういうことを二、三べん経てこないことには、
一人前の商売人になれんぞということを、
親方から聞いた。
どういうことかというと、
商売で、心配で心配でたまらん、
もう明日にでも自殺しようかという所まで
追い込まれたら、
小便が赤くなるという。
そういうようなことをしてきて
初めて一人前の商売人になる。
だから尋ねるんやが、
あなた、儲からん儲からん言うけど、
小便赤くなったことあるか?
- 松下幸之助 -
名言・格言
学ぶ心さえあれば、
万物すべてこれ我が師である。
- 松下幸之助 -
名言・格言
自分の金、自分の仕事、
自分の財産。
自分のものと言えば自分のものだけれど、
これもやっぱり世の中から授かったもの。
世の中からの預かり物である。
- 松下幸之助 -
名言・格言
失敗することを恐れるよりも、
真剣でないことを恐れたい。
- 松下幸之助 -
名言・格言
正当以上の
卑屈な努力までする必要はない。
- 松下幸之助 -
名言・格言
人間は本来働きたいもの。
働くことをじゃましないことが、
一番うまい人の使い方である。
- 松下幸之助 -
名言・格言
人生には損得を超越した一面、
自分がこれと決めたものには
命を賭けてでも、
それに邁進するという一面が
あってもよいのではないだろうか。
- 松下幸之助 -
名言・格言
知識なり才能なりは
必ずしも最高でなくてもいい、
しかし熱意だけは最高でなくてはならない。
- 松下幸之助 -
名言・格言
売る前のお世辞より売った後の奉仕、
これこそ永久の客を作る。
- 松下幸之助 -
名言・格言
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
- 松下幸之助 -
名言・格言
時には常識や知識から開放され、
思いつきというものを
大切にしてみてはどうだろうか。
- 松下幸之助 -
名言・格言
「天は二物を与えず」と言うが、逆に
「なるほど、天は二物を与えないが、
しかし一物は与えてくれる」
ということが言えると思う。
その与えられた一つのものを、
大事にして育て上げることである。
- 松下幸之助 -
名言・格言
せっかくの99パーセントの貴重な成果も、
残りの1パーセントの止(どど)めが
しっかりと刺されていなかったら、
それは初めからなきに等しい。
- 松下幸之助 -
名言・格言
どんなにいいことを説いても、
そのなすところがそれに反していたのでは、
十分な説得力は持ち得ない。
- 松下幸之助 -
名言・格言
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
おしなべて、事を成す人は、
必ず時の来るのを待つ。
あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。
時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。
だが何もせずに待つ事は僥倖を待つに等しい。
静かに春を待つ桜は、
一瞬の休みもなく力を蓄えている。
たくわえられた力がなければ、
時が来ても事は成就しないであろう。
- 松下幸之助 -
【名言の心】
自分の努力が報われないと感じたとき
名言・格言
どんな賢人でも、
その人ひとりの知恵には限りがあって、
だから自分の知恵、
才覚だけで事を運べば、
考えがかたくなになる。
視野が狭くなる。
- 松下幸之助 -
名言・格言
よく人の意見を聞く、
これは経営者の第一条件です。
私は学問のある他人が全部、
私より良く見え、
どんな話でも素直に耳を傾け、
自分自身に吸収しようと努めました。
- 松下幸之助 -
名言・格言
一方はこれで十分だと考えるが、
もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。
そうしたいわば紙一枚の差が、
大きな成果の違いを生む。
- 松下幸之助 -
名言・格言
何としても二階に上がりたい、
どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、
階段を作りあげる。
上がっても上がらなくてもと
考えている人の頭からは、
ハシゴは生まれない。
- 松下幸之助 -
名言・格言
逆境もよし、順境もよし。
要はその与えられた境遇を
素直に生き抜くことである。
- 松下幸之助 -
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