モンテーニュの名言(3)
家中の者に称賛される男は少ない。
なにごとも逃げてはいけない。
敵に対しても、もしも、こちらが逃げれば、ますます激しく攻めてくるものだ。
それと同じように、人生のさまざまな苦しみも、私たちが恐れおののいているのをみると、いい気になって、更にいじめてくる。
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
孤独な生活の目的とは、もっと悠々と気ままに暮らすというただ一つである。
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分に気の向いたことをするときだけだ。
愚者が賢者から学ぶことよりも、賢者が愚者から学ぶことのほうが多い。
子供の教育については、勉学の欲望と興味を喚起することが一番大切である。
でないと結局、本を背負ったロバを養うことになる。
一人の人間の評価と価値は、心と意志のなかにある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ。
美しい女にはやがて飽きがくるが、善良な女には決して飽きはこない。
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
不幸は大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。
善行は、お返しができる程度なら、快く受け取られる。
その限度を超えると、感謝どころか増悪が返ってくる。
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