ドストエフスキーの名言(5)
一杯の茶を飲めれば、世界なんか破滅したって、それでいいのさ。
青春は、それが青春という理由だけで、もう清らかなのです。
自分はこの目のまえに立っている犯罪者とまったくおなじような罪人である。
いや、自分こそ、この目のまえに立っている。
人間の犯罪に対し、だれよりもさきに重い罪があるのだと、みずから認識しないかぎり、この地上には犯罪者を裁くことのできる者は存在しないのだ。
金こそは
- 取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。
そうだ、僕のまわりには小鳥だの、木々だの、草原だの、大空だのと、こんなにも神の栄光があふれていたのに、僕だけが恥辱の中で暮らし、一人であらゆるものを汚し、美にも栄光にも全く気づかずにいたのだ。
本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。
真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。
だから人間はつねにそうしてきたものだ。
人生で何よりも難しいのは、嘘をつかずに生きることだ。
そして、自分自身の嘘を信じないことだ。
地獄とは何か、それはもはや愛せないという苦しみだ。
「人類に対する愛」という言葉は、自分が心の中でつくりあげた人類に対する、つまり己に対する愛である。
誰も彼もがお前を見捨て、もう力ずくでもお前を追い払おうとしたら、そのときはひとりきりになって、大地にひれ伏し、大地に接吻し、大地を、お前の涙でぬらしなさい。
思想は常に人間よりも現実的である。
あらゆる堕落の中で最も軽蔑すべきものは、他人の首にぶらさがることだ。
夫婦や恋人同士の問題には決して口をだしてはいけない。
そこには世間の誰にも分からない、二人だけしか知らない一隅があるのだから。
人が子供を持つのは、たとえ自分は死んでも、子供たちが生涯自分の感情や考えを持ち続けてくれるからさ。
謙虚な愛は、暴虐よりずっと効果の多い怖ろしい力である。
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