ニーチェの名言には、次のような言葉があります。
- 過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える
- 人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す
実存主義の代表的な思想家の一人として知られるフリードリヒ・ニーチェ(1844~1900)の名言をご紹介します。
ニーチェの経歴
| 氏名 | フリードリヒ・ニーチェ |
|---|---|
| 英語名 | Friedrich Nietzsche |
| 生年月日 | 1844年10月15日 |
| 没年月日 | 1900年8月25日 |
| 享年 | 55(歳) |
| 国籍 | 無国籍者 |
| 出生地 | プロイセン王国領プロヴィンツ・ザクセン、ライプツィヒ近郊の小村レッツェン・バイ・リュッケン |
| 職業 | 哲学者 |
| 名言 | 過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。 |
1844年10月15日、プロイセン王国領プロヴィンツ・ザクセンに生まれる。
父はルター派の牧師で裕福な家庭環境に育つ。5歳のときに父が早世したが、音楽と国語の才能を認められて名門校に特待生として入学。
卒業後はボン大学へ進学して神学と古典文献学を学び始めるが、直ぐに信仰を放棄して神学の勉強も止めることになる。
1869年、ニーチェは博士号も教員資格も取得していなかったが、その類まれな優秀さによって、24歳でスイスのバーゼル大学から古典文献学の教授として招聘される。その際にプロイセン国籍を放棄して終生無国籍者として生きることとなる。
ニーチェはギリシア哲学やショーペンハウアーなどから強く影響を受け、鋭い批評眼で西洋文明を革新的に解釈した。実存主義の先駆者、または生の哲学の哲学者とされる。
Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)
ニーチェの名言・格言集
ニーチェに関連するページです。
英語の名言【ニーチェ】 あなたに贈る偉人の名言365選
ニーチェの名言(1)
「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ。
いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は、まず立ちあがり、歩き、走り、登り、踊ることを学ばなければならない。
その過程を飛ばして、飛ぶことはできないのだ。
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。
世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。
世論と共に考えるような人は、自分で目隠しをし、自分で耳に栓をしているのである。
高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ。
高い所へは、他人によって運ばれてはならない。
人の背中や頭に乗ってはならない。
忘却はよりよき前進を生む。
ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。
一日一日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも一人の人間に、一つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである。
あなたにとってもっとも人間的なこと。
それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。
悪とは何か?
弱さから生じるすべてのものだ。
私はあなたに助言する。
友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな!
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。
そして、自分を過去の末裔であるという迷信を忘れるんだ。
あの未来の生を思い巡らせば、工夫し、発明すべきものが限りなくある。
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす。
– これが人々の好むところである。
次ページへ続きます。
|
|
|
ニーチェの本・関連書籍
晩年のニーチェがその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。
本書が書かれたのは1888年の秋、ニーチェ、44歳のときであり、以後彼は死の年まで11年間を狂気の闇に生きることになる。この破天荒な自伝は、あらゆる価値の根本的転換を説きつづけたニーチェの全思想について自らなされた解明であって、われわれはこれによって彼の内面的全体像を把握することができる。
ルサンチマンの泥沼のなかで「神」や「超越的な真理」に逃避するのか、あるいは「永遠回帰」という「聖なる虚言」に賭け、自らの生を大いに肯定するのか? 二十世紀思想最大の震源地ニーチェの核心を果敢につかみ、その可能性を来世紀に向けて大胆に提示する、危険なほどに刺激的な入門書。
ニーチェの名言・言葉の一覧
| No. | ニーチェの名言一覧 |
|---|---|
| 1 | 「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ。 |
| 2 | いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は、まず立ちあがり、歩き、走り、登り、踊ることを学ばなければならない。その過程を飛ばして、飛ぶことはできないのだ。 |
| 3 | 樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。しかし実際には種なのだ。 |
| 4 | 過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。 |
| 5 | 毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。 |
| 6 | 世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め。 |
| 7 | あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。 |
| 8 | 軽蔑すべき者を敵として選ぶな。汝の敵について誇りを感じなければならない。 |
| 9 | 世論と共に考えるような人は、自分で目隠しをし、自分で耳に栓をしているのである。 |
| 10 | 高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ。高い所へは、他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない。 |
| 11 | 忘却はよりよき前進を生む。 |
| 12 | ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。 |
| 13 | 一日一日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも一人の人間に、一つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである。 |
| 14 | あなたにとってもっとも人間的なこと。それは、誰にも恥ずかしい思いをさせないことである。 |
| 15 | 悪とは何か?弱さから生じるすべてのものだ。 |
| 16 | 私はあなたに助言する。友よ、人を懲らしめたいという強い衝動を持つ者を信用するな! |
| 17 | 君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。 |
| 18 | 心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。そして、自分を過去の末裔であるという迷信を忘れるんだ。あの未来の生を思い巡らせば、工夫し、発明すべきものが限りなくある。 |
| 19 | 昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。 |
| 20 | いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす。 - これが人々の好むところである。 |
| 21 | 自分を破壊する一歩手前の負荷が、自分を強くしてくれる。 |
| 22 | 経験は、経験に対する欲望のように消えることはない。私たちは経験を積む間は、自らを探求しようとしてはいけない。 |
| 23 | 善にも強ければ、悪にも強いというのが、もっとも強力な力である。 |
| 24 | およそこの世の中で、怒りという激情ほど、男性の精カをあれっと思うほど急速に消耗させるものはない。 |
| 25 | 事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。 |
| 26 | 友への同情は、堅い殻の下にひそんでいるのがいい。 |
| 27 | 独創的 - 何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。 |
| 28 | 一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。 |
| 29 | 真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。 |
| 30 | 轢かれる危険が最も多いのは、ちょうど一つの車を避けた時である。 |
| 31 | いったん選んだ道に関して頑張る人は多い。目標に関してそうする人は少ない。 |
| 32 | どちらも相手を通して、自分個人の目標を何か達成しようとするような夫婦関係はうまくいく。例えば妻が夫によって有名になろうとし、夫が妻を通して愛されようとするような場合である。 |
| 33 | 考え過ぎたことはすべて問題になる。 |
| 34 | 悪意というものは、他人の苦痛自体を目的とするものにあらずして、われわれ自身の享楽を目的とする。 |
| 35 | いつまでもただの弟子でいるのは、師に報いる道ではない。 |
| 36 | 愛されたいという要求は、自惚れの最たるものである。 |
| 37 | 到達された自由のしるしは何か? - もはや自分自身に対して恥じないこと。 |
| 38 | 半可通は全知よりも圧倒的勝利を博する。それは物事を実際よりも単純に理解し、そのために彼の意見の方が分かりやすい説得力のあるものとなる。 |
| 39 | われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。 |
| 40 | われわれに関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。 |
| 41 | 孤独な人間がよく笑う理由を、たぶん私はもっともよく知っている。孤独な人はあまりに深く苦しんだために笑いを発明しなくてはならなかったのだ。 |
| 42 | 友たるものは、推察と沈黙に熟達した者でなければならない。 |
| 43 | よい評判を得るために自己を犠牲にしなかった人が何人いるだろう? |
| 44 | 真実の追求は、誰かが以前に信じていた全ての”真実”の疑いから始まる。 |
| 45 | 真の男のなかにはひとりの子供が隠れている。この子供が遊びたがるのだ。 |
| 46 | 目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ。 |
| 47 | みずから敵の間へ躍り込んでいくのは、臆病の証拠であるかもしれない。 |
| 48 | 愛せなければ通過せよ。 |
| 49 | 大きな苦痛こそ精神の最後の解放者である。この苦痛のみが、われわれを最後の深みに至らせる。 |
| 50 | たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。 |
| 51 | この世に存在する上で、最大の充実感と喜びを得る秘訣は、危険に生きることである。 |
| 52 | 恋愛感情の中には、いつも若干の狂気が潜んでいる。とは言っても、狂気の中にもまた、いつも若干の理性が潜んでいるものである。 |
| 53 | 自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。 |
| 54 | いつも大きすぎる課題を負わされてきたために、才能が実際よりも乏しく見える人が少なくない。 |
| 55 | 本当の世界は想像よりもはるかに小さい。 |
| 56 | われわれが広々とした自然にこれほどいたがるのは、自然がわれわれに関してなんら意見をもっていないからである。 |
| 57 | 結婚するときはこう自問せよ。「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。 |
| 58 | 人は常に前へだけは進めない。引き潮あり、差し潮がある。 |
| 59 | 繊細な魂は、誰かが自分に感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。粗野な魂は、自分が誰かに感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。 |
| 60 | ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。 |
| 61 | われわれ一人ひとりの気が狂うことは稀である。しかし、集団・政党・国家・時代においては、日常茶飯事なのだ。 |
| 62 | 自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段となり得る。 |
| 63 | 人は賞讃し、あるいは、けなす事ができるが、永久に理解しない。 |
| 64 | 他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない。 |
| 65 | 一切の書かれたもののうち、私はただ、その人がその血をもって書かれたもののみを愛する。血をもって書け。君は、血が精神であることを知るだろう。 |
| 66 | 愛の終わりはいつも善悪を越えたところで起こる。 |
| 67 | 人は何を笑いの対象にするかで、その人の人格がわかる。 |
| 68 | 汝の立つところ深く掘れ、そこに必ず泉あり。 |
| 69 | 論争に応ずる場合には、双方にとっていちばん不愉快なやり口は、立腹して黙っていることである。というのは、攻撃者側は一般的に沈黙を軽蔑のしるしと考えるからである。 |
| 70 | 人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が気に食わないときである。 |
| 71 | すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる。 |
| 72 | 男の幸せは「われ欲す」、女の幸せは「彼欲す」ということである。 |
| 73 | 結婚とは、幻想を父とし、必要性を母として生まれるものである。 |
| 74 | 夫婦生活は長い会話である。 |
| 75 | 人生に対してもっと大きい信頼を寄せているなら、おまえたちはこれほど瞬間に身を委ねることもないだろうに。 |
| 76 | 悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。 |
| 77 | 私を破壊するに至らないすべてのことが、私をさらに強くする。 |
| 78 | 若者を確実に堕落させる方法がある。違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。 |
| 79 | 静かに横たわって、のんびりして、待っていること、辛抱すること。だが、それこそ、考えるということではないか! |
| 80 | 過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。 |
| 81 | 人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。なぜなら、感情は気まぐれだからである。 |
| 82 | 脱皮できない蛇は滅びる。その意見を取り替えていくことを妨げられた精神たちも同様だ。それは精神ではなくなる。 |
| 83 | 復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。 |
| 84 | 人は自分の認識を他人に伝えると、もはやその認識を前ほどには愛さなくなる。 |
| 85 | 多く考える人は党員には向かない。というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。 |
| 86 | 表にはさながら悪意のごとく振舞う、気位の高い慈愛もある。 |
| 87 | 本をめくることばかりしている学者は、ついにはものを考える能力をまったく喪失する。本をめくらないときには考えない。 |
| 88 | 成熟とは、子供のとき遊戯の際に示したあの真剣味をふたたび見出したことである。 |
| 89 | 男たちは、自分の職業がほかのいかなる職業よりも大切だと信ずるか、自分で思いこませる以外に、その職業を持ちこたえることはまず出来ない。 |
| 90 | 母親は息子の友人が成功すると妬む。母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。 |
| 91 | 男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。男が女を愛するのは、それがもっとも危険な遊びであるからだ。 |
| 92 | 孤独な者よ、君は創造者の道を行く。 |
| 93 | 話題に窮したときに、自分の友人の秘密を暴露しない者は稀である。 |
| 94 | 人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。寒さは厳しくなり責任は重くなる。 |
| 95 | 不当に非難することより不当に称賛してしまうことの方が、良心の呵責を呼び起こす。 |
| 96 | 人間は恋をしている時には、他のいかなる時よりも、じっとよく耐える。つまり、すべてのことを甘受するのである。 |
| 97 | 愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。 |
| 98 | 怪物と闘う者は、自らも怪物にならぬよう、気をつけるべきだろう。深淵をのぞきこむ者は、深淵からものぞきこまれているのだ。 |
| 99 | 死後に生まれる人もいる。 |
| 100 | 人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す。 |
| 101 | 夢想家は自分自身に嘘をつくが、嘘つきは他人にだけ嘘をつく。 |
| 102 | 天国には興味深い人たちが一人もいない。 |
| 103 | 信念は、真実にとって嘘よりも危険な敵である。 |