岡本太郎の名言(3)
僕は流れるって感じが好きなんだ。
固定したものは全然つまらない。
人生だってそうだろう?
いつも流動的で、何が起こるかわからない。
だから面白いんだ。
孤独であって、充実している、そういうのが人間だ。
ゴッホは美しい。
しかしきれいではない。
ピカソは美しい。
しかし、けっして、きれいではない。
宇宙的ではなく宇宙なんだ。
全生命が瞬間に開ききること。
それが爆発だ。
自分の打ったボールがどこへ飛ぼうがかまわない。
スカッと飛びさえすれば、いい気持ちなんだ。
ただこの世の中に生まれてきたから、惰性で生きてるなんて、そんなやつは、生きてる必要ない。
愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。
きみの体全体が愛の告白なのだ。
むかしの夢によりかかったり、くよくよすることは、現在を侮辱し、おのれを貧困化することにしかならない。
ものがそこにあるという尊厳。
これはいったいなんだろう。
ただあるというだけなのに。
この瞬間、瞬間に、若さとか、年よりとか、力があるないとか、才能とか、金とか、あらゆる条件を超えて、その持てるぎりぎりいっぱいの容量で挑み、生きるということだ。
チームを作ったり、コンビで何かやるときは、遠慮したり、内にこもらず、面白くぶつかりあうことが大事だね。
ぶつかりあうことが面白いと思ってお互いをぶつけあう。
そうすれば、逆に生きてくる。
不動のものが価値だというのは自分を守りたい本能からくる錯覚に過ぎないんだよ。
破壊こそ創造の母だ。
壁は自分自身だ。
『名言の心』(エッセイ)
「壁は自分自身だ」
逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ。
自然に生き、自分の気持ちをほんとうに伸ばしてゆこうとすれば、まず、いたるところで残酷に、壁に突きあたる。
ナマ身で運命と対決して歓喜する。
それがほんとうの生命感。
人間の生活は矛盾だらけだ。
それに耐え、そのマイナス面をプラスの面に転化してゆくこと。
それが創ることなんだね。
大体、いちばん素晴らしい絵を描くのは四、五才くらいの子どもだよ。
人生は意義ある悲劇だ。
それで美しいのだ。
生き甲斐がある。
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