偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』です。
今日の名言・格言
「叱る」と「褒める」というのは同意語だ。
情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。
- 野村克也 -
(日本の元プロ野球選手、監督、野球評論家 / 1935~2020) Wikipedia
名言の心
叱られるのは気持ちのよいものではありませんが、「叱るのが上手な人だなあ」と感じる場合、その原因は叱られたあとの後味のよさにあるような気がします。
「怒る」というのは、こみ上げてくる感情を発散することなので、怒るのが上手い、下手ということはありません。職場でも「怒ってしまったら自分の負け」というものだとおもいます。
一方、「叱る」ということは、相手のさらなる成長を願いながら行うもの。その目的も罰をあたえることではなく、より良い考え方や方法手段を伝えることにあります。
叱るときには、冷静さを保ったまま、何がどういう理由で問題なのか、相手が容易に理解できるように説明する必要があり、軽い気持ちではなかなか上手くいくものではありません。正しく叱ることができれば、叱られる側も素直に反省しやすく、「叱りの後味」がよくなるのです。
では、叱られる側についてはどうでしょうか。
叱られるのはつらいことですが、自分に足りないものを指摘してもらえるというのはとてもありがたいこと。叱られても感情的にならず、相手が伝えようとしていることを受けいれる前向きな姿勢が大切だとおもうのです。
叱る方も、叱られる方も「後味よく」を心がけたいですね。
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