偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』です。
今日の名言・格言
大欲は無欲に似たり
- 吉田兼好 -
(鎌倉時代末期から南北朝時代の官人、歌人、随筆家 / 1283頃~1352頃) Wikipedia
名言の心
夢や大きな目標があるとき、そこにたどり着くのは決して簡単なことではないでしょう。それは、数か月でなんとかなるようなものではなく、数年という時間をかけて少しずつ近づき、軌道に乗せ、さらに成長させていくようなもの。
ただし、時間をかければ、いつか自然とうまくいくというわけではありません。大切なのは、その時間をどう使うか。一日一日を有効に積み重ねていかなければ、目標に近づくことはできない。
そして、私たちに与えられた時間には限りがあります。夢や目標に向かって歩き始めるのであれば、そのために何かを手放さなければならないこともあるでしょう。あれもやりたい、これも欲しいと、目の前の小さな欲にとらわれてばかりいれば、本当に大切なことに使う時間まで奪われてしまいます。
とはいえ、長い道のりを歩き続けるためには、心身ともに健康であることも大切です。時間を惜しんで走り続けるのではなく、ストレスを発散したり、気持ちをリフレッシュしたりする休息の時間も必要でしょう。休むこともまた、前に進み続けるための大切な時間なのだと思います。
ことわざとして知られる今日の名言「大欲は無欲に似たり」には、2つの意味があるようです。
「大望を抱く者は、小さな利益などを顧みないから、一見無欲のように見える」
「欲の深い者は、欲のために目がくらんで損を招きやすく、結局無欲と同じ結果になる」
同じ「欲」でも、目先の欲を満たすためのものなのか、自分の成長や誰かのため、社会のためにつながる大きな目標なのか。その違いは、日々の行動や、その先にある結果にもあらわれるのでしょう。
限りある自分の時間。何に使い、何に使わないのかを考えながら、大切に使っていきたいものですね。
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