偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』です。
今日の名言・格言
自分の内なるものも外なるものも、見ているものを変える必要はない。
ただ見方を変えればいいのだ。
- タデウス・ゴラス -
(米国の作家 / 1924~1997)
名言の心
視点には「視線の注がれるところ。物事を見たり考えたりする立場」といった意味があります。そして、どこから物事を眺めるかによって、その見え方や受けとめ方も大きく変わってきます。
シマウマの生態をテーマにした動物ドキュメンタリー番組。危険の多いサバンナで懸命に生きるシマウマの親子。サバンナにはライオンやハイエナなどの天敵もいます。ハラハラしながら、迫りくる危機をシマウマの親子が無事に乗り越えてくれることを祈る。
一方、群れからはぐれてしまい、たった一匹で生きるライオンに焦点を当てた番組。いまはもうやせ細り、狩りをする力も十分に残っていない。最後の力を振り絞ってシマウマを狙うライオン。なんとか生き抜いてほしいとライオンの幸運を祈ってしまう。
まったく同じ状況でも、視点が変わると、感じ方も180度変わることがあります。
物事の見方が凝り固まってしまうことは、柔軟性をなくすこと。良いことは常に良いことであって、悪いことは常に悪い。そうした決めつけは、偏見を生み出すこわさがあります。
視点を変えれば、問題もチャンスであると考えることが可能であり、成功もそれが危機になり得ると戒めることができる。
今日の名言のように、人間関係における悩みや仕事上の問題、人生における困難についても、個々の現象にとらわれたり、ある見方に執着したりすることなく、「すべては自分のためになる」と前向きにとらえることが大切なのでしょう。
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