湯川秀樹の名言(2)
中間子の発見は、まだまだ大きい宇宙の中の一つの星を見つけたようなものです。
メルヘンといいますか、子供の世界というんですか、そういうところへ戻りたいという気持ちがいつもあるんです。
現実はその根底において、常に簡単な法則に従って動いているのである。
達人のみがそれを洞察する。
現実はその根底において、常に調和している。
詩人のみがこれを発見する。
自然は曲線を創り、人間は直線を創る。
科学の歴史は裏から見れば失敗と停滞の歴史でもある。
しかし早い段階での失敗がなかったら、成功も飛躍もなかったであろう。
科学は絶えず進歩している。
常に明日の飛躍が約束されている。
新しい真理の発見のときはつねに少数派である。
それが正しければ多数派になる。
理論物理学という学問は、簡単にいえば私たちが生きているこの世界の根本に潜んでいるものを探そうとする学問である。
本来は哲学に近い学問だ。
今日の真理が明日否定されるかもしれない。
だからこそ私どもは、明日進むべき道を探し出すために、時々、昨日まで歩いてきたあとを振り返ってみることも必要なのである。
科学研究も人間の知的好奇心にもとづく創造であって、芸術やその他の文化活動と同じものだ。
真実は、いつも少数派。
地に空に平和を
おわりです。
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