偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』です。
今日の名言・格言
君の立場になれば君が正しい。
僕の立場になれば僕が正しい。
- ボブ・ディラン -
(米国のミュージシャン / 1941~) Wikipedia
名言の心
わたしが若手社員だったころ、あるベテラン社員の方から、職場ではどのような視点で物事を考えればよいのかについて、貴重なアドバイスをいただきました。
「自分の上司の立場になって物事を考えるということがあるけど、もっといいのは上司の上司の立場、君の二つ上の役職者の立場で考えることだよ」
「二つ上の役職者の立場で何をすべきか考え、二つ上の役職者が君の上司に何を期待しているのか想像する。それを考慮しながら君が行動することで君の上司は君を頼りにするようになるんだ」
なるほどそれもそうだとおもい、このアドバイスを参考に物事を考えるようになりました。
それまで上司の立場にたって考えていたときは、上司が自分に求めるものを考え、それを実行することが行動のベースになっていた。
二つ上の役職者の目線で考えるようになると、自分の上司がまだ対応できていない課題なども見えてくるようになる。自分の上司がその上司から解決すべきテーマを与えられ、まだ手をつけていなかったり、考え方や方法がまとまっていないような事柄。
さらに、二つ上の役職者にとっての課題であって、まだ自分の上司に指示を与えていないことも考えてみる。
それらをふまえ、これから上司と共に何をすべきか検討し、その結果を自分の上司に提案する。
上司は自分がやるべき課題の解決策やそのヒントを得ることになり、それを実行に移すための方法をあなたと考える。上司と同じ目標をもち、悩みも共有する。このような関係を通じて、上司から頼りにされ、信頼されていくのではないでしょうか。
また信頼を得るということ以外に自分の視野が広がるという効果もあります。
二つ上の役職者、さらにその上の役職者というように、より経営者に近い視点で会社の状態がみえてくる。会社が成長を続けるうえで今やらなければいけないことも次第に理解できるようになっていく。
そのなかで自分ができることを考え、それを提案や企画に落とし込むことで、自分にとってもチャンスがうまれやすくなる。
上司を自分の評価者であるとは考えず、上司と共に何かを実現していきたいと考えることができれば、今日の名言のような悲しい会話もなくなるのでしょう。
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