太宰治の名言(2)
笑われて、笑われて、つよくなる。
『名言の心』(エッセイ)
「笑われて、笑われて、つよくなる」
好奇心を爆発させるのも冒険、また、好奇心を抑制するのも、やっぱり冒険、どちらも危険さ。
人には、宿命というものがあるんだよ。
信じられているから走るのだ。
間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。
人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。
この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。
怒る時に怒らなければ、人間の甲斐がありません。
愛することは、いのちがけだよ。
甘いとは思わない。
てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。
駄目な男というものは、幸福を受け取るに当たってさえ、下手くそを極めるものである。
安楽なくらしをしているときは、絶望の詩を作り、ひしがれたくらしをしているときは生のよろこびを書きつづる。
信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。
人から尊敬されようと思わぬ人たちと遊びたい。
けれども、そんないい人たちは、僕と遊んでくれやしない。
男って、正直ね。
何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。
犬は、爪を隠せないのね。
僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです。
ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。
花の美しさを見つけたのは人間だし、花を愛するのも人間だもの。
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