映画『スタンド・バイ・ミー』の理性と勇気




名言の心

偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』をお楽しみください。

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今日の名言・格言

私たち一人ひとりが航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、理性は羅針盤、情熱は疾風。

- アレキサンダー・ポープ -

(英国の詩人 / 1688~1744) Wikipedia

名言の心

この名言を目にすると、映画『スタンド・バイ・ミー』のあるシーンが目に浮かびます。

少年たちの死体探しの冒険の途中。線路沿いに進む少年たちに前方から列車が向かってきます。やんちゃで頑固ものの少年テディは、迫りくる列車をノルマンディ上陸作戦の敵になぞらえ、線路の上で列車に向かって銃を撃つマネをします。

列車はどんどん近づいてくる。

少年たちは「やめろ、逃げろ!」と叫びます。

テディは、逃げない。

まだ逃げない。

そのとき、少年クリスがテディを線路からおろそうと、テディにつかみかかります。テディは「大丈夫だ! 放せ」と抵抗しますが、クリスはなんとかテディを引きずりおろします。

その直後、列車が勢いよく通り過ぎていく。

クリスは「バカなマネはよせ! 死んでしまうぞ」と怒鳴りつける。テディも「列車はよけられた! 俺はよけられたんだ。俺は子供じゃない。ベビーシッターは必要ない」と興奮し、怒りながら独り歩き去ろうとする。

クリスはすぐにテディを追いかけます。テディを呼び止め、右手を差し出す。テディはこれを拒絶し、敵意を示しながらその場を離れます。

クリスはあきらめず、再びテディを追いかけ、右手を差し出す。テディはクリスをじっと見つめ、そしてだまって握手をする。

そのときテディは考えを変えたわけではない。クリスも自分は正しいことをしたと信じている。お互いの考えは平行線。それでも握手をする。

どうしてだろう?

きっとクリスはみんなで死体を探しにいくという最初の約束を守るため、そのときに最善だとおもう行動をとったのでしょう。頑固なテディもそのおもいを感じとったからこそ、自分の考えは変わらなくとも、なんとかそれにこたえた。

関係がこれ以上悪化するまえにお互いの理性が働いたのです。

このシーンから、自分ならどうだろうと自問します。だれかと喧嘩をしたとき、はじめは感情的になったとしても最後には理性が働くのか。そのとき自分のメンツさえも捨てられるのか。少年クリスの行動から、真の勇気とはなにかを考えさせられます。

今日の名言のように、人生という航海のなかで、進むべき道を見失いそうになったとき。わたしたちの理性を働かせることで、きっと正しい道が見つかるはずです。

また、性格もバラバラの少年たちが、最後まで助け合いながら無事に冒険を終えることができたのも、少年たちが共通の目的を持っていたから。リーダーとなる方には、多くのひとが共有できる理念・目的を示すことも大切な仕事なのでしょう。

癒しのガイド(見習い)


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