偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』です。
今日の名言・格言
勝ちに不思議な勝ちあり
負けに不思議な負けなし
- 松浦静山 -
(江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主、剣術の達人 / 1760~1841) Wikipedia
名言の心
今日の名言は、プロ野球の野村克也元監督(1935~2020)の名言としてご存知の方も多いとおもいますが、もともとは江戸時代後期の平戸藩主、松浦静山の言葉になります。大名ながら剣術の達人でもあり、剣術書『剣談』のなかに今日の名言があるそうです。
これまでこの名言については、「負けたときには、必ず負ける理由がある。しかし、負ける理由があっても外的要因などにより勝つということもある。だから勝負に勝ったとしてもおごることなく、さらなる努力が必要である」というようなメッセージがあると考えていました。
しかし『剣談』では、「道にしたがい、道をまもれば、勇ましさがなくても必ず勝ち、道にそむけば必ず負ける」ということを説いているそうです。
この「道」とは、「人として行うべき正しい道」という意味になるのかもしれません。
前者の意味であっても、後者の意味であっても、心のあり方という点において、どちらにも大切なメッセージが込められているとおもいます。
自分に足りないことを素直に反省し、順調であるときもおごることなく感謝の気持ちを忘れない。また、どんなにつらくても人の道を外れるようなことは決して行わない。
一貫してそのような姿勢、生き方をすることが「勝つ」ということなのかもしれません。
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