瀬戸内寂聴の名言(人生)
私たちの生きているこの世で起きることにはすべて原因がある、これが「因」です。
起こった結果が「果」です。
因果応報というように、必ず結果は来るのです。
人間は、元々そんなに賢くありません。
勉強して修行して、やっとまともになるのです。
いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。
すべてに感謝しましょう。
あなたはたった一つの尊い命をもってこの世に生まれた、大切な存在です。
死というものは、必ず、いつか、みんなにやって来るもの。
でも、今をどのように生きて行くか、何をしたいか、生きることに本当に真剣になれば、死ぬことなんて怖くなくなるもんです。
人間は生まれる場所や立場は違っても、一様に土にかえるか海に消えます。
なんと平等なことでしょう。
人間は善悪両方を持っています。
それを、自分の勉強や修行によって、善悪の判断をし、悪の誘惑に負けずに善行を積んでいくことが人間の道なのです。
生かされているのですから素直に有り難いと思いましょう。
生きている値打があるから生かされているのですもの。
年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。
あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。
周りを気にして人生を狭く生きることはありません。
夜の熟睡を死んだように眠るとたとえるのは、適切な表現かもしれません。
人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。
「日々これ新たなり」ですね。
≪瀬戸内寂聴の名言(心)へ続きます≫
瀬戸内寂聴の名言(心)
人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。
人間はいつも無いものねだりなのです。
そして心はいつも満たされない思いで、ぎしぎし音を立てています。
欲望はほどほどに抑えましょう。
とにかく人のことが気になって気になってしょうがない、これが物事にとらわれている心です。
そういう心を無くさない限り、心は安らかになりません。
自由に生きるとは、心のこだわりをなくすことです。
自分の心を見つめて、ひとつでもふたつでも、そこに凝り固まっているこだわりをほぐしていくことが大切です。
心のこだわりをなくそうとするなら、まず人に施すことから始めてください。
施すのが惜しい時はなぜ惜しいかを徹底的に考えてみることです。
心の風通しを良くしておきましょう。
誰にも悩みを聞いてもらえずうつむいていると病気になります。
信頼できる人に相談して、心をすっとさせましょう。
人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗になりますよ。
やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。
人は所詮一人で生まれ、一人で死んでいく孤独な存在です。
だからこそ、自分がまず自分をいたわり、愛し、かわいがってやらなければ、自分自身が反抗します。
美しいもの、けなげなもの、可愛いもの、または真に強い勇ましいものに感動して、思わず感情がこみあげて、涙があふれるというのは若さの証しです。
ものに感動しないのが年をとったということでしょう。
木々の緑や紅葉や美しい花が地球から消え去ったら、人間の暮らしは殺風景になり、感動することがなくなってしまうでしょう。
次ページ(孤独)へ続きます。
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