おすすめのJAZZの名曲・名盤を紹介しています。CMや映画などで一度は耳にしたジャズの名曲に出会えるかも。
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from 癒しのガイド(見習い)
JAZZ 名曲・名盤 (スタンダード)
JAZZ おすすめ名曲・名盤 01~20
名曲01: 枯葉 (Autumn Leaves)
奏者: キャノンボール・アダレイ (Cannonball Adderley)
名盤: 『サムシン・エルス』 (Somethin’ Else)
演奏: マイルス・デイビス(tp), キャノンボール・アダレイ(as), ハンク・ジョーンズ(p), サム・ジョーンズ(b), アート・ブレイキー(ds)
録音: 1958年3月9日
【トランペット】
『サムシン・エルス』はジャズ史に残る名盤。マイルスの契約の問題によってキャノンボール名義ですが、実質的なリーダーはマイルス。その才能が最も光り輝くのがこの曲。音と音の間を生かした寡黙な演奏がひんやりと迫ってきます。
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名曲02: ワルツ・フォー・デビー (Waltz For Debby)
奏者: ビル・エヴァンス (Bill Evans)
名盤: 『ワルツ・フォー・デビー』 (Waltz For Debby)
演奏: ビル・エヴァンス(p), スコット・ラファロ(b), ポール・モチアン(ds)
録音: 1961年6月25日(ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音)
【ピアノ】
ビル・エヴァンスはこのアルバムが嫌いだったという話もあるようです。それは、お客のほとんどが演奏を聴いていなかったから。グラスや食器の音、話し声が聞こえてくるこのライブ・アルバムでは、ビル・エヴァンスの最高の演奏を聴くことができます。お客の行儀が悪くなればなるほど、透明度の高い繊細な演奏がより熱気を帯びてきます。
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名曲03: ラウンド・ミッドナイト (’Round Midnight)
奏者: マイルス・デイヴィス (Miles Davis) (Miles Davis)
名盤: 『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』 (’Round About Midnight)
演奏: マイルス・デイヴィス(tp), ジョン・コルトレーン(ts), レッド・ガーランド(p), ポール・チェンバース(b), フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
録音: 1955年10月27日, 1956年6月5日, 9月10日(ニューヨーク)
【トランペット】
セロニアス・モンクが作曲した名曲のマイルス・クインテットによる歴史に残る名演。マイルスのミュートとコルトレーンのかすれた音の助奏が絶妙に絡み合ってミッドナイトの雰囲気を漂わします。ギル・エヴァンスのドラマチックなアレンジ、抑制のきいた名演です。
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名曲04: セント・トーマス (St. Thomas)
奏者: ソニー・ロリンズ (Sonny Rollins)
名盤: 『サキソフォン・コロッサス』 (Saxophone Colossus)
演奏: ソニー・ロリンズ(ts), トミー・フラナガン(p), ダグ・ワトキンス(b), マックス・ローチ(ds)
録音: 1956年6月22日(ニュージャージー, ハッケンサック)
【テナー・サックス】
ジャズ・テナーの巨人、ソニー・ロリンズの黄金期の頂点をなす演奏です。あかるく温かみのあるメロディーとリズムの名曲「セント・トーマス」を豪快なテナーで歌う。リズム・セクション、ローチらのプレイも輝いています。
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名曲05: マイ・フェイヴァリット・シングス (My Favorite Things)
奏者: ジョン・コルトレーン (John Coltrane)
名盤: 『マイ・フェイヴァリット・シングス』 (My Favorite Things)
演奏: ジョン・コルトレーン(ss, ts), マッコイ・タイナー(p), スティーヴ・デイヴィス(b), エルヴィン・ジョーンズ(ds)
録音: 1960年10月21, 24, 26日
【ソプラノ・サックス】
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中曲のカバー。1960年にマイルス・グループを離れたコルトレーンが初めてソプラノ・サックスを取り上げて演奏。ステージでも好んで演奏したナンバー。
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名曲06: クール・ストラッティン (Cool Struttin’)
奏者: ソニー・クラーク (Sonny Clark)
名盤: 『クール・ストラッティン』 (Cool Struttin’)
演奏: ソニー・クラーク(p), アート・ファーマー(tp), ジャッキー・マクリーン(as), ポール・チェンバース(b), フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
録音: 1958年1月
【ピアノ】
日本では最も人気のある曲の一つですが本国アメリカではヒットしなかった曲。おもしろい現象ですが、日本のファンは間違っていない。クール・ストラッティングとは、かっこよく颯爽とあるく姿。演奏もクールで開放的です。
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名曲07: モーニン (Moanin’)
奏者: アート・ブレイキー (Art Blakey)
名盤: 『モーニン』 (Moanin’)
演奏: アート・ブレイキー(ds), リー・モーガン(tp), ベニー・ゴルソン(ts), ボビー・ティモンズ(p), ジミー・メリット(b)
録音: 1958年10月30日
【ドラム】
日本にジャズ・ブームをもたらした歴史的な名盤。ファンキー・ジャズの代名詞となっている曲。ティモンズの呼びかけにフロントが応答していくやりとはゴスペルのコール・アンド・レスポンスに通じている。まさにクールとホットが入り乱れるファンキーな演奏。
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名曲08: クレオパトラの夢 (Cleopatra’s Dream)
奏者: バド・パウエル (Bud Powell)
名盤: 『ザ・シーン・チェンジズ』 (The Scene Changes)
演奏: バド・パウエル(p), ポール・チェンバース(b), アート・テイラー(ds)
録音: 1958年12月29日
【ピアノ】
ニューヨークで活躍し、晩年はパリに移住したバド・パウエル。モダン・ジャズ・ピアノの父と言われています。その演奏なかでも日本では最も人気のある曲。エキゾチックなメロディ、そしてあたたかみを感じさせる演奏。このアルバムを残して、1959年にパリに移住。
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名曲09: 処女航海 (Maiden Voyage)
奏者: ハービー・ハンコック (Herbie Hancock)
名盤: 『処女航海』 (Maiden Voyage)
演奏: ハービー・ハンコック(p), フレディ・ハバード(tp), ジョージ・コールマン(ts), ロン・カーター(b), トニー・ウィリアムス(ds)
録音: 1965年3月17日
【ピアノ】
1963~68年にマイルス・デイビス・クインテットのメンバーとして活躍し、現在もJAZZの第一人者であるハービー・ハンコックの代表作。海という大自然の風景とそこに初めて漕ぎ出す人々の感情までが目の前にうかびあがるような名演。
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名曲10: ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ (You’d Be So Nice To Come Home To)
奏者: アート・ペッパー (Art Pepper)
名盤: 『アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション』 (Art Pepper Meets The Rhythm Section)
演奏: アート・ペッパー(as), レッド・ガーランド(p), ポール・チェンバース(b), フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
録音: 1957年1月19日(ロサンゼルス)
【アルト・サックス】
ウエストコースト・ジャズの中心的なミュージシャン、アート・ペッパーがアメリカ西海岸を演奏旅行中のマイルス・クインテットのリズム隊と共演。重量級なバックの三人の影響も素直に受けて、時にハードなペッパーのアルトがいい。
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名曲11: テイク・ファイブ (Take Five)
奏者: デイヴ・ブルーベック (Dave Brubeck)
名盤: 『タイム・アウト』 (Time Out)
演奏: デイヴ・ブルーベック(p), ポール・デスモンド(as), ジーン・ライト(b), ジョー・モレロ(ds)
録音: 1959年6月25日, 7月1日, 8月18日
【ピアノ】
ブルーベックそしてウエストコースト・ジャズを代表する曲。JAZZは聴かなくても「テイク・ファイブ」は好きな方も多い。4分の5拍子という変則的なリズムで演奏されるこの曲は、ファンキーがかったピアノと軽やかにスイングする作曲者デスモンドのアルトが見事に融合する名演。
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名曲12: ユー・ドント・ノウ・ホアット・ラブ・イズ (You Don’t Know What Love Is)
奏者: エリック・ドルフィー(Eric Dolphy)
名盤: 『ラスト・デイト』 (Last Date)
演奏: エリック・ドルフィー(fl, as, bcl), ミッシャ・メンゲルベルク(p), ジャック・ショールス(b), ハン・ベニンク(ds)
録音: 1964年6月2日(オランダ)
【フルート】
卓越した技巧と独特のアドリブで知られるエリック・ドルフィー。糖尿病による心臓発作のため36歳で亡くなる27日前の演奏。そのフルートから飛び出す澄みきった音、そして刃物のように鋭い音が胸に突き刺さる。
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名曲13: 朝日のようにさわやかに (Softly As In A Morning Sunrise)
奏者: モダン・ジャズ・カルテット (Modern Jazz Quartet)
名盤: 『ラスト・コンサート』 (The Last Concert)
演奏: ミルト・ジャクソン(vib), ジョン・ルイス(p), パーシー・ヒース(b), コニー・ケイ(ds)
録音: 1974年11月25日(ニューヨーク, アヴェリー・フィッシャー・ホールでのライブ録音)
【ビブラフォン】
ソニー・クラークなど多くのジャズメンに取り上げられている名曲。これは1974年のMJQ解散コンサート時の名演。最後の晴れ舞台にメンバー全員の奔放な演奏が繰り広げられる。
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名曲14: ザ・サイドワインダー (The Sidewinder)
奏者: リー・モーガン (Lee Morgan)
名盤: 『ザ・サイドワインダー』 (The Sidewinder)
演奏: リー・モーガン(tp), ジョー・ヘンダーソン(ts), バリー・ハリス(p), ボブ・クランショー(b), ビリー・ヒギンズ(ds)
録音: 1963年12月
【トランペット】
ティーンエイジャーの頃から第一線で活躍し、脚光を浴びた早熟な天才型トランぺッター。健康を損ない一時帰郷していたモーガンの復帰第一作となる名盤。8ビートを大胆に取り入れたファンキーなこの曲は、初めての方にもJAZZの楽しさが伝わりやすい。
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名曲15: 直立猿人 (Pithecanthropus Erectus)
奏者: チャールズ・ミンガス (Charles Mingus)
名盤: 『直立猿人』 (Pithecanthropus Erectus)
演奏: チャールズ・ミンガス(b), ジャッキー・マクリーン(as), ジャック・モントローズ(ts), マル・ウォルドロン(p), ウィリー・ジョーンズ(ds)
録音: 1956年1月30日
【ベース】
進化、優越感、衰退、滅亡という4つのパートからなる曲。直立猿人の興亡を描いていますが、その裏には人種差別への怒りが込められている。ミンガスの大地から響くようなベース・トーンを軸に、他のメンバーがエネルギーに満ち溢れたプレイを展開する。
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名曲16: 曲名なし (完全即興)
奏者: キース・ジャレット (Keith Jarrett)
名盤: 『ザ・ケルン・コンサート』 (The Köln Concert)
演奏: キース・ジャレット(p)
録音: 1975年1月24日(ケルンでのライブ録音)
【ピアノ】
現在も活躍しているキース・ジャレットの1975年、ケルンでのピアノ・ソロ・コンサート。曲名もない純粋な即興演奏。時にのびやかなバラードとなり、時には郷愁漂うゴスペル・ロックへ。ロマンチックな美しさ輝く曲想。行き先もわからない緊張感も楽しめる。
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名曲17: リカード・ボサノヴァ (Recado Bossa Nova)
奏者: ハンク・モブレー (Hank Mobley)
名盤: 『ディッピン』 (Dippin’)
演奏: ハンク・モブレー(ts), リー・モーガン(tp), ハロルド・メイバーン・Jr.(p), ラリー・リドレイ(b), ビリー・ヒギンズ(ds)
録音: 1965年6月18日(ニュージャージー, イングルウッド・クリフス)
【テナー・サックス】
ボサノヴァの曲でJAZZスタンダードとしても有名。ボサノヴァの新しいリズムを借用しても、ハード・バップがベースにあるモブレーとモーガンの演奏は軽く流れたりはしない。楽しさに満ちあふれている演奏。
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名曲18: C ジャム・ブルース (C Jam Blues)
奏者: レッド・ガーランド (Red Garland)
名盤: 『グルーヴィー』 (Groovy)
演奏: レッド・ガーランド(p), ポール・チェンバース(b), アート・テイラー(ds), アルバート・ヒース(ds)
録音: 1956年12月14日, 57年5月24日(ニューヨーク), 8月9日(ニュージャージー, ハッケンサック)
【ピアノ】
Jam(ジャム)とはミュージシャンたちの即興演奏。曲名のとおり、冒頭からチェンバースのウォーキングベースとガーランドのピアノが力強く曲をリードしながら軽快でグルーヴィー(かっこいい)なアドリブが展開する名演奏。
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名曲19: 危険な関係のブルース (No Problem)
奏者: デューク・ジョーダン (Duke Jordan)
名盤: 『フライト・トゥ・デンマーク』 (Flight To Denmark)
演奏: デューク・ジョーダン(p), マッズ・ビンディング(b), エド・シグペン(ds)
録音: 1973年11月25日, 12月2日(コペンハーゲン)
【ピアノ】
1940年代後半にチャーリー・パーカーのクインテットでも活躍したジョーダン。この名盤はしばらくJAZZ界から離れていた彼の復帰直後の演奏。スローなこの名曲はジョーダンのピアノとシグペンのシンバル・ワークが絶妙にからみあい雪降るデンマークをおもわせる。
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名曲20: ジョードゥ (Jordu)
奏者: クリフォード・ブラウン (Clifford Brown)
名盤: 『イン・コンサート』 (The Best Of Max Roach And Clifford Brown In Concert)
演奏: クリフォード・ブラウン(tp), マックス・ローチ(ds), ハロルド・ランド(ts), テディ・エドワーズ(ts), リッチー・パウエル(p), カール・パーキンス(p), ジョージ・モロー(b), ジョージ・ブレッドソー(b)
録音: 1954年4月, 8月30日(ロサンゼルス)
【トランペット】
1956年6月、わずか25歳でこの世を去ったトランぺッター”ブラウニー”。マックス・ローチとの双頭コンボを結成して、ハード・バップ期の初期に活躍。この名曲は1954年のロスにおけるライブ録音。熱気をはらんだブラウンのソロ、強烈にドライブするローチのドラミングからは、ライブの熱い臨場感が溢れてきます。
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