特技をもって自分の世界を広げよう

偉人たちの言葉からヒントを得て書かれたエッセイ『名言の心』をお楽しみください。

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from　癒しのガイド（見習い）　

今日の名言・格言

特技を磨くとは自分を磨くことだ。
自分を磨くとは自信を磨くことだ。

-　大山倍達　-

（武道家、空手家 / 1923～1994）　Wikipedia

名言の心

職場でも得意分野をもっている方は頼りにされます。その方の周りには、役立つ情報をいただこうと自然に人が集まってきます。いざという時にもこれまで培ってきた専門知識やその方ならではの経験を生かして活躍されています。

また、仕事以外の特技をもっている方もいます。それはスポーツであったり、語学、楽器、料理などなど。その特技が趣味となり、充実した余暇を過ごされている方も多いことでしょう。

自分の特技をもつということは、人生をあかるくするひとつの要素。では、どうしたら自分の特技を手にすることができるのでしょうか。

生まれつきその分野の才能をもっている方もいるでしょう。人並み以上になるために多くの努力を必要としない方々。うらやましいですね。

ただ、わたしのように特別な才能をもっていない方でも自分の特技をもてるはず。その要は継続、そして継続。

はじめは平均レベルより下にいたとしても継続することで人並みになり、さらに続けていくことで上手くなる。そして、その上の世界を目指すこともできるはず。

継続のポイントは、スタート当初にあるとおもいます。何事も最初から上手いということはなく、なかなか思い通りにはいきません。そこで「自分には才能がない」とあきらめないことが最初のハードル。

また、継続の過程で障害が立ちはだかることもあるでしょう。そのようなときには無理なく続けるための工夫が必要かもしれません。

はじめはヒドイ状態であっても、半年が過ぎ、一年が経過すると、自身のスキルや知識が確実に向上していることを実感するはず。まだまだ上手いレベルには達していなくても、成長の実感は今後の希望につながるでしょう。

そして、続けるのがつらいと感じていたことが、喜びに変わっていく。自分の世界が広がっていくような感覚を覚える。

特技が趣味になれば、同じ楽しみを共有する仲間ができたり、だれかに自分の経験を教えることに幸せを感じたり。また、思いもかけず自分の特技が仕事で役に立ったり、将来それを生かしたビジネスを立ち上げるようなことがあるかもしれません。

今日の名言のように、自分の特技をもつことは、あたらしい世界を知ることであり、それは成長していくこと。継続の力を信じましょう。

今日の音楽

夜空ノムコウ / スガシカオ＆ YUI

歌詞（一部）

「あれからぼくたちは　何かを信じてこれたかなぁ…　夜空のむこうには　明日がもう待っている　誰かの声に気づき　ぼくらは身をひそめた　公園のフェンス越しに　夜の風が吹いた　君が何か伝えようと　にぎり返したその手は　ぼくの心のやらかい場所を　今でもまだしめつける　あれからぼくたちは　何かを信じてこれたかなぁ…　マドをそっと開けてみる　冬の風のにおいがした　悲しみっていつかは　消えてしまうものなのかなぁ…　タメ息は少しだけ　白く残ってすぐ消えた」